関東エリアの鉄道22事業者は、入学試験が集中する時期に合わせ、2026年1月13日から18日までの6日間、車内や駅での痴漢対策を一斉に強化します。駅係員や関係機関と連携して警戒を強め、被害の未然防止と、被害に遭った利用者が助けを求めやすい環境づくりを進めます。

取り組みは、JR東日本や東京メトロ、私鉄各社、都交通局などが同期間に足並みをそろえて行います。具体策は、車内・駅構内での放送による注意喚起、共同ポスターの掲出、デジタルサイネージでの掲示、公式SNSでの情報発信が柱です。加えて、一部事業者では警視庁などと連携した「痴漢撲滅イベント」も予定されています。

背景には、混雑しやすい通学・通勤時間帯に被害が起きやすいことに加え、受験生を含む利用者が声を上げにくい状況があるとみられます。期間中は関係自治体や警視庁等と連携し、駅や車内での警戒を強化するとともに、被害時に駅係員へ速やかに申告するよう呼びかけます。警視庁の防犯アプリ「デジポリス」には、画面表示で周囲に助けを求める「痴漢撃退機能」もあります。

今後は、イベントの実施場所や時間帯などの詳細が明らかになれば、利用者が参加・活用しやすくなります。共同施策が入試期の安心感につながるか、継続実施や平時の対策強化に発展するかが焦点です。
【関連情報】
警視庁防犯アプリ「デジポリス」(痴漢撃退機能) https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/tokushu/furikome/digipolice.html

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